
因みに今週11月22日(水)に入札が行われた
東京湾口航路(浦賀水道航路)浚渫工事(その2)
本日、平成18年11月24日 9時50分
関東地方整備局入札室にて開札です
で、ちょっと自分でも今朝チョチョッと積算してみた。
参考にしたのは・・・こちら↓
例の(財)港湾空港建設技術サービスセンター発行の
【 港湾土木請負工事積算基準 】通称“赤本”
BEING社製 業務用積算ソフト
土木工事積算システム【 Gaia ( ガイア ) 】
それに平成18年度浦賀水道浚渫工事予定価格の積算内訳書
後は、いま東京湾口航路浦賀水道航路浚渫工事中の
東亜・国土総合・大本特定建設工業共同企業体
平成18年7月東京湾口航路浦賀水道航路浚渫工事施工計画書
あたりを・・・参照してみました。まずは入札調書から
■入 札 調 書
予定価格
(消費税抜き) 1,518,600千円
調査基準価格
(消費税抜き) 1,261,956千円
1 件 名
東京湾口航路(浦賀水道航路)浚渫工事
1 所 属 事 務 所
東京湾口航路事務所
1 入 札 日 時
平成18年7月13日 9時50分(単位:円)
みらい・本間・吉田特定建設工事共同企業体
1,500,000,000
若築・佐伯・寄神特定建設工事共同企業体
1,425,000,000
東亜・国土総合・大本特定建設工事共同企業体
1,360,000,000 落札
東洋・テトラ・古川特定建設工事共同企業体
1,482,000,000
五洋・りんかい日産・大旺特定建設工事共同企業体
1,430,000,000
※上記金額は入札者が見積もった契約希望金額の
105分の100に相当する金額。
《総合評価方式評価値》別途公開。
■平成18年度浚渫予定価格の内訳
グラブ浚渫工 一式 638.467.000
※参考数量 29.580㎡ 120.500㎥
土砂運搬船 一式 92.973.400
土砂投入 一式 259.546.800
※浚渫工 一式 990.987.200
※浦賀水道航路浚渫一式 990.987.200
※直接工事費 一式 990.987.200
直接工事費 一式 990.987.200
※合計直接工事費 一式 990.987.200
共通仮設費 一式 171.720.135
共通仮設費(率) 一式 59.179.137
イメージアップ経費(率)一式 1.716.800
現場管理費 一式 179.624.960
※間接工事費 一式 412.241.032
一般管理費等 一式 113.240.518
※当工事小計 一式1.516.468.750
他工事小計 一式 2.137.012
※工事価格 一式1.518.605.762
※予定価格 1.518.600.000
※調査基準価格83% 1.261.956.000
※落札価格89.56% 1.360.000.000
■その2の公告 数量
浚渫工 約83.000㎥
土砂投入工 約83.000㎥
調査工 一式
安全管理 一式
※工期 平成19年3月16日まで
■参考日数として
平成17年度浦賀水道浚渫工事 その4
平成17年3月1日~8月31日(9月15日)
※200日
平成18年度浦賀水道浚渫工事 その1
平成18年9月16日~平成19年1月15日
※122日
上記日程だと、その2の工期は大体
平成19年1月16日~3月16日
※警戒船の稼動は365日で一年中なので
次々と続く様に工事は区切られている。
1月 15日
2月 28日
3月 16日 計 59日
だから大体60日換算としておく
警戒船の積算は安全費として
60X1.500.000
※警戒船は一日三隻なので一隻50万×3
60日で、90.000.000
これは共通仮設費に入る
■共通仮設費の内訳積算
調査工(分析費) 1.620.000
3.240.000X0.5
えい航費(船牽引料) 950.000
1.900.000X0.5
事業損失(汚濁防止網) 10.384.000
35.200.000X54/200
運搬費(汚濁防止網枠の運搬) 786.000
1.567.420X0.5
準備工(トレミー管の組み立て解体)1.020.000
2.035.880X0.5
安全費(警戒船) 90.000.000
60X1.500.000
役務費(係留船料) 750.000
2.500.000X60/200
※合計 105.510.000
★共通仮設費率 36.930.000
0.35X105.510.000
■土丹混じり土砂
83.000㎥X4000/㎥
332.000.000
※馬堀海岸への投入だと石を洗うが洗わないと
そのままの投入なので単価が安くなる。・・・だろう
■土砂運搬投入
83.000㎥X1700/㎥
141.100.000
※運搬距離が変われば単価は変わる
★直接工事費
473.100.000
★イメージアップ経費(率)
1.400.000
※赤本・ガイヤ自動計算
★純工事費
616.940.000
★現場管理費
X0.150
92.541.000
★工事原価
709.481.000
★一般管理費
X0.075
53.211.075
(-)92.075
★工事価格
762.600.000
※こんな↑感じで大雑把に計算しました。
ので“役所方式”で積算内訳を書くと ↓
■■平成18年度浚渫(その2)予定価格の内訳予想
グラブ浚渫工 一式 332.000.000
※参考数量 83.000㎥
土砂運搬投入 一式 141.100.000
※浚渫工 一式 473.100.000
※浦賀水道航路浚渫一式 473.100.000
※直接工事費 一式 473.100.000
直接工事費 一式 473.100.000
※合計直接工事費 一式 473.100.000
共通仮設費 一式 105.510.000
共通仮設費(率) 一式 36.930.000
イメージアップ経費(率)一式 1.400.000
現場管理費 一式 92.541.000
※間接工事費 一式 236.381.000
一般管理費等 一式 53.211.075
※当工事小計 一式 762.692.075
他工事小計 予想換算に、(-)92.075
※工事価格 一式 762.600.000
※予定価格 778.100.000
※調査基準価格83% 645.823.000
※落札価格90% 700.000.000
まあ大体落札価格は 
700.000.000~720.000.000
程度でしょうか?
※仕様書が変更の場合は、この机上の計算に幅がでますが。
落札予定施工業者は噂だと五洋建設が行く
(落札)らしいのですがどうなんでしょう?
この浚渫工事の残土砂計算をすると見えてくるぅ?かも
入札施工業者はまた毎度のメンバーなのでしょうかね
仕様書を作り、単価を弾く例の実施部隊の現場監督率いる
会社が何か変な動きしてますから・・・。奥の手を出すか?な?
でも今までの施工検討は落札施工業者が下請けでお金貰って
行っていたわけで、本当なら絶対に入札資格が無いのですが
そこが国土交通省の甘いとこでして、何年か先の天下り確保
のため!許しているんです・・・。 よね
■今までの落札施工業者実績で追うと
関東地整/東京湾口航路 1,360,000,000
東京湾口航路(浦賀水道航路)浚渫工事
一般競争入札東亜・東洋・佐伯特定建設工事共同企業体
2005/06/09 2005/06/28 98.08%
関東地整/東京湾口航路 1,082,000,000
東京湾口航路(浦賀水道航路)浚渫工事(その2)
一般競争入札五洋・りんかい日産・テトラ特定建設工事共同企業体
2005/06/23 2005/07/08 96.56%
関東地整/東京湾口航路
東京湾口航路(中ノ瀬航路)浚渫工事(その2)
一般競争入札 435,000,000
2005/12/15 2006/01/17 99.36%
五洋建設(株)
東京湾口航路(浦賀水道航路)付帯工事(うみかぜ公園)
関東地整/東京湾口航路 63,000,000
深田サルベージ建設(株)
関東地整/東京湾口航路
東京湾口航路(浦賀水道航路)浚渫工事(その3)
一般競争入札 1,080,000,000
2006/01/19 2006/02/16 93.28%
若築・みらい・本間特定建設工事共同企業体
関東地整/東京湾口航路 1,010,000,000
東京湾口航路(中ノ瀬航路)浚渫工事(その3)
一般競争入札 2006/01/26 2006/02/06 94.14%
東洋・りんかい日産・国土総合特定建設工事共同企業体
関東地整/東京湾口航路 1,150,000,000
東京湾口航路(浦賀水道航路)浚渫工事(その4)
一般競争入札 2006/01/26 2006/02/16 94.18%
東亜・五洋・りんかい日産特定建設工事共同企業体
関東地整/東京湾口航路
東京湾口航路(中ノ瀬航路)浚渫工事
一般競争入札 698,000,000
2006/05/18 2006/08/21 97.76%
若築・テトラ特定建設工事共同企業体
関東地整/東京湾口航路
東京湾口航路(浦賀水道航路)浚渫工事
一般競争入札 1,360,000,000
2006/07/13 2006/08/21 89.56%
東亜・国土総合・大本特定建設工事共同企業体
関東地整/東京湾口航路
東京湾口航路付帯工事(走水防波堤マウンド)
一般競争入札
2006/10/05 2006/10/19 97.17%
若築建設(株) 228,000,000
なら・・・いつもの順番ってやつで予想すると
H17 その1 180.400㎥
その2 132.000㎥
その3 108.000㎥
その4 119.400㎥
H18 その1 117.000㎥
その2 83.000㎥
その3 116.300㎥
856.100㎥
H19 その1(最後残り全部発注なら↓)
-23.0 934.200㎥(残 78.100㎥)
-23.6 991.400㎥(残135.300㎥)
※多分-23.0で終了か? (残 78.100㎥)
と、すると
H18 その1 117.000㎥は東亜JVが落札したので
H18 その2 83.000㎥と、
H18 その3 116.300㎥なら数量の多い
12月入札のその3は、五洋建設(五洋JVを含む)が落札し
自ずと今回入札、その2は、東洋建設(東洋JVを含む)が落札
若築建設は、H18中ノ瀬その1とH18浦賀水道付帯工事を
落札しているので今期は終了!浦賀その3と同時期12月発注の
H18中ノ瀬その2は東亜建設工業(東亜JVを含む)が落札
そして毎度その1に拘る東亜建設工業がH19浦賀その1を
落札して東京湾航路プロジェクト終了!っていう感じが妥当かな?
何せH19浦賀その1は数量は小さいがブイの撤収や堀残しで
美味しい施工変更の追加工事が待っている!!わけで
仕切りの東亜建設工業が来るんじゃない?!
でも、噂は今回浦賀水道浚渫工事その2は五洋が行く!って話
東亜さんから聞いたような・・・ホンとかいな
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