
先ずは流通ネット記事から・・・
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■■■大手ゼネコン「受注調整していた」 ■■■
名古屋市発注の市営地下鉄延伸工事をめぐり、入札前に同市に談合情報が寄せられた際、大手ゼネコンなどが再談合して受注調整の隠蔽(いんぺい)工作を図るなど、談合が常態化していた疑いが強いことが関係者の話で分かった。複数のゼネコン担当者は公正取引委員会と名古屋地検特捜部の一斉聴取を受け、「事前に受注調整をしていた」と供述したことも判明。公取委は独占禁止法違反(不当な取引制限)罪で刑事告発を視野に名古屋地検と連携して調査を進めている。
談合の疑いが浮上しているのは、平成18年2月と6月に入札が実施された平成22年度に開通予定の同市営地下鉄6号線延伸工事(4・1キロ)。大手ゼネコンは17年末に「談合決別宣言」を出していたが、それ以降も談合を続けていたことになる。
同工事は昨年2月と6月に5工区分の入札が実施され、3社で構成される共同企業体(JV)3~6組が参加。ハザマ、前田建設工業、清水建設、鹿島、奥村組を筆頭とするJVが、62億1000万~19億5000万円でそれぞれ落札した。落札率(予定価格に占める落札額の割合)は94・33~92・55%だった。
清水建設・西松建設・鉄建建設JV
鹿島・戸田建設・東急建設JV
前田建設工業・三井住友建設・浅沼組JV
ハザマ・東亜建設工業・大本組JV
関係者によると、これらの入札では大林組名古屋支店元顧問、柴田政宏被告(70)=競売入札妨害(談合)罪で起訴=が談合を主導。落札業者を割り振っていた。このうち、昨年2月に実施された4工区では入札前に同市交通局などに談合情報が寄せられていた。
公取委や名古屋地検の調べに対し、柴田被告や入札に参加したゼネコン担当者らは「事前に受注調整し、落札業者や落札額を決めていた」と供述。談合情報が寄せられた工事に関しては「落札予定会社が再談合を行い、入札工区を変更した」と説明していた。
当初、落札予定だった大手ゼネコン2社を中心に、JV同士が柴田被告を通じて工区を“たすきがけ”で交換。談合情報と逆の落札結果にすることで、談合を隠蔽する偽装工作を行ったという。
◇
■「仕切り役」は大林組元顧問
談合を主導していたとされる大林組名古屋支店元顧問、柴田政宏被告(70)は、十数年前から「東海地方のドン」として地下鉄工事以外の高額の工事入札でも受注調整を取り仕切っていた。柴田被告は従来の談合組織の解散を機に組織のトップに君臨。担当者が一堂に会する談合方法を改め、窓口を柴田被告に一本化するなど、より巧妙な形で談合を繰り返してきたという。
関係者によると、東海地方には以前、「親和会」と呼ばれる談合組織が存在した。大手ゼネコン名古屋支店十数社の営業担当らで構成され、億単位の工事入札がある際は各社の担当が集まり、受注調整をしていた。
平成4年、埼玉県内の業界組織「埼玉土曜会」が公取委に摘発されたのをきっかけに、親和会は解散した。しかし業界関係者は「解散はあくまで表向き。大半のゼネコンが新たな談合組織をつくった」と証言する。そこで再構成された組織のとりまとめ役になったのが柴田被告だったという。
翌年には宮城、茨城両県知事らが逮捕されたゼネコン汚職事件が表面化。談合組織への風当たりが強まる中、柴田被告は談合の手法を一変させた。落札予定会社を決めるため、各社の営業担当者が集合していた会合を中止。割り振りなどを記した書類作成も禁止された。
代わりに、談合の窓口を柴田被告に一本化。営業担当者は個別に柴田被告に会って陳情を行ったり、電話で希望を伝えたりする方法に切り替えた。最終的な落札業者は柴田被告の一存で決定したという。
名古屋市発注工事では、今回の市営地下鉄延伸工事とは別路線の地下鉄工事でも平成4年以降、複数回にわたり発注者側に談合情報が寄せられたケースがあった。関係者は「談合は東海地方の土木工事全般で日常的に行われていた。その“扇の要”が柴田被告。柴田被告抜きでの組織存続はありえなかった」と、その影響力の強さを強調する。
柴田被告は昨年11月、名古屋市発注の下水道工事をめぐる談合事件で、競売入札妨害罪で名古屋地検特捜部に逮捕、起訴されている。
柴田政宏被告が落札する共同企業体(JV)や当て馬JVの業者の構成まで具体的に決定し、調整に応じない業者は事実上、入札に参加できなかったことが分かった。
特捜部は、平成17年12月末の大手ゼネコンによる談合「決別宣言」の直前に駆け込み的に談合した疑いがあるとみて、悪質と判断したもようだ。
談合疑惑が浮上するのは昨年2、6月にあった市営地下鉄桜通線の徳重駅など4駅5工区の入札。鹿島や清水建設、前田建設工業、ハザマ、奥村組がそれぞれ幹事会社のJVが落札。
関係者によると、17年12月に、東海地区で公共土木工事の談合仕切り役の柴田被告が主導し、落札JVやその構成を決め、各社も合意した疑い。この際、今年1~3月に実施予定のトンネル工事4工区も、大林組のほか、大手、準大手、海洋土木の4社が落札JVの幹事会社になることで合意したという。
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地下鉄工事での企業体にマリコンが入っているのは
安藤建設と提携している東亜建設工業が、同じ提携先のハザマと
連携したからなのでしょうか?
今年の1~3月に実施予定のトンネル工事4工区も
海洋土木4社が絡んでいるようで・・・この柴田さんのゲロは
何時まで続くのでしょう
まさか・・・中部国際空港へと続けば関東へも飛び火?てなことに
成らなければ良いのですが(汗)
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法人税法違反(脱税)の罪に問われた中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)が、隠した所得約38億円のうち15億円を、関西国際空港と中部国際空港の建設工事を下請け受注するため、暴力団幹部や国会議員秘書らあてに裏金として支出していたことが、関係者の話でわかった。各捜査当局でも、裏金の額やその趣旨を把握している模様だ。巨額の公費が投入される海上空港建設で不正な資金が使われている実態が明らかになった。
複数の関係者によると、裏金のうち10億円は、関西空港工事の受注が確実視されていたゼネコンから、下請けに入る条件として支出を指示されたという。残り5億円は中部空港向けで、受注調整に影響力がある会社に下請け工事を回してもらうよう依頼する趣旨だったという。
裏金の授受の特定は難しく、各捜査当局とも、現時点では、15億円が実際に水谷建設の意図した相手に届いたかどうか確認していない模様だ。
水谷建設は03年8月期と04年同期の2年間に、所得約38億円を隠し、法人税約11億4000万円を免れたとされる。
関係者によると、中部空港をめぐっては、隠した所得のうち5億円を愛知県内の建設会社あてに支出。実体のない東京都と福島県内の法人への貸付金が回収不能になったように見せかけ、その2法人経由で現金を流す仕組みだったという。
また、この15億円とは別に、水谷建設は、三重県内で中部空港用の土砂を調達する際、地元でトラブルが起き、その解決金として数億円の裏金を支出していたという。
一方、99年着工の関西空港2期工事で、水谷建設は、受注が確実に見込まれていた元請けの共同企業体(JV)のうちゼネコン1社から、下請けに入れる条件として、地元対策のために暴力団幹部らに10億円を渡すよう指示されたという。
この10億円は、暴力団幹部や複数の国会議員秘書、元秘書に対する仲介手数料のほか、暴力団上層部への上納金などにあてるため、裏金として支出されたという。水谷建設はこの金の処理のため、兵庫県内の実体のない法人に約7億5000万円を貸し付けたが回収不能になったように仮装していたという。
水谷建設は、中部空港では、空港島や前島の造成工事などで大手ゼネコンのJVの下請けなどに入っていた。信用調査機関によると、03年8月期に同空港の下請け工事で約100億円の売り上げを計上。また、関西空港の2期工事では、和歌山市内から空港島造成に使われる土砂を運搬する事業の下請けに入った。この工事では、大手ゼネコンなどのJVが和歌山県の開発許可を得て、土砂の採掘事業を総額約1000億円で請け負っていた。水谷建設は工事受注で、裏金支出分を補填(ほてん)していたことになる。
朝日新聞の取材に対し、水谷建設は、裏金支出について「そのような事実はなかったと考えています」と回答。裏金の支出先とされる愛知県内の建設会社や国会議員元秘書も受け取りを否定。10億円の裏金支出を指示したとされるゼネコンは「事実確認ができない」と答えた。
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裏金の支出に貸し付けた金が回収不能になったように仮装?
そして、工事受注で、裏金支出分を補填?
何処かで聞いたような話です(苦笑)
ありますよ東京湾でもこの手の話!
実際に関わりあった方・・・・・知ってますから
それは今度じっくりお話することとして
先週の入札結果ですが、実際に東亜JVに五洋JVが落札しました。
支出負担行為担当官
関東地方整備局副局長
◎調達機関番号 020 ◎所在地番号 14
○第17号
1 工事概要
(1) 品目分類番号 41
(2) 工事名 東京湾口航路(中ノ瀬航路)浚渫工事(その2)
(電子入札対象案件)
(3) 工事場所 中ノ瀬航路(北端部)
(4) 工事内容
[浚渫工] 約149,000m3
[不陸整正工] 約136,400m2
[覆砂工] 約27,280m3
[調査工] 1式
[探査工] 1式
[共通工] 1式
(5) 工期 平成19年8月24日まで
落札は 東亜・五洋・東洋JV
落札価格 1,350,000,000
若築・国土総合特定建設工事共同企業体 1,638,000,000
東亜・五洋・東洋特定建設工事共同企業体 1,350,000,000
佐伯・本間特定建設工事共同企業体 1,707,000,000
※東亜・五洋・東洋JV 評価点130 評価値 9.6296
若築・国土JV
佐伯・本間 JV
◎調達機関番号 020 ◎所在地番号 14
○第25号
1 工事概要
(1) 品目分類番号 41
(2) 工事名 東京湾口航路(浦賀水道航路)浚渫工事(その3)(電子入札対象案件)
(3) 工事場所 浦賀水道航路
(4) 工事内容
[浚渫工] 約116,300m3
[土砂投入工] 約116,300m3
[調査工] 1式
(5) 工期 平成19年6月18日まで
落札は 五洋・不動テトラJV
落札価格 1,034,200,000
東亜・大本特定建設工事共同企業体 1,091,500,000
東洋・りんかい日産特定建設工事共同企業体1,088,700,000
国土総合・大滝特定建設工事共同企業体 1,120,000,000
佐伯・寄神・吉田特定建設工事共同企業体 1,053,000,000
五洋・不動テトラ特定建設工事共同企業体 1,034,200,000
※五洋・不動テトラ 評価点130 評価値12.5701
東洋・りんかい日産 123.036 11.3011
佐伯・寄神・吉田 118.482 11.2518
東亜・大本 114.464 10.4868
国土・大滝 115.133 10.2797
<若築・本間特定建設工事共同企業体については競争参加資格を
平成18年12月14日の午後に指名を取消>
↑この五洋さんと不動テトラですが、不動テトラは名前の通り
元不動建設とテトラとくっ付いて不動テトラなのですが、昨年
東亜建設工業の子会社 東亜土木が、この不動テトラと一緒に
なり、いまの力を出しています(ん?)
実質、態々国土交通省関東地整が同じ入札日にした
東京湾口航路(中ノ瀬航路)浚渫工事と
東京湾口航路(浦賀水道航路)浚渫工事は
五洋さんと東亜さんで分配した形になりました
本当に今の現状は苦しいのでしょうね・・・←何が?
そう!東京湾口航路(中ノ瀬航路)浚渫工事と言えば
北端部の浚渫ですが、その浚渫した土砂を捨てる場所の入札が
来月行われることになり、いよいよ漁業補償締結も大詰めの所
に来ています。
■1 工事概要
(1)工 事 名 東京湾浅場造成等工事(電子入札対象案件)
(2)工事場所 東京湾内房地区
(3)工事内容 土取工 1式
浅場造成工 1式
(4)工期 平成19年 3月30日まで
因みに入札日は 平成19年 2月 1日
開札も同日の午後です。 やはりこの現場も青木21が効きますよね
羽田空港拡張工事も今年3月からいよいよ動くとの事!!
実際に何度も羽田関連で随意契約を受注している
(財)港湾空港建設技術サービスセンター
通称スコープが施工管理人を探しをしています
と
言っているので、粗工事は確定で2月いっぱいで千葉の漁組を
陥とすのではないか!と、専らの噂です。
今年は海苔も凶作で漁師さんは苦しい中・・・選択を迫られて
いるのでしょう・・・。
でもそれでは漁業補償担当の営業部長の思う壷
出来れば会社接待費の食事などで鱈腹食べさせられて印
警戒船のお仕事に釣られて印
漁場の整備をすると唆されて印
などはしてはほしく無いのだが・・・・
色々とあるよね、きっと
大詰めREACH
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